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ビールと野球

昨日は学校でEを拾った後E美さんのお宅へお邪魔した。特製やきそばを作ってくれるというのでビールを2本持参。子供たちにはアイスクリームを用意した。ベビーが大きくなっててびっくり。3時過ぎまで色々話をしながら時間を過ごした。

E美さん、普段は座って食事を摂ることがほとんどないという。昨日ベビーはずっとぐずぐず泣いていて、調子が悪いのかなあと思ったらいつもあんな感じなのだそうだ。4歳半のT君はけっこうお兄ちゃんになってきたけど、2歳半のJちゃんがまだ手がかかるしなあ。「ええ~そんなん悪いわぁ~」と言いながらビールをぐびぐび飲んでたE美さん、少しはリラックスしてもらえた様子に見えたから、持参して正解であった、札〇麦酒。


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EのTボールのチームの仕事で現在ちょっとストレスがたまっている。去年チームママ役で懲りたので今シーズンはどんなお役目もパスするはずだったのだが、何故か(←ここんとこ強調)シーズン打ち上げパーティーの幹事になってしまった。よく考えたらチームママがふたりいるのでこの幹事役は必要ないはずである。実際この役は去年はチームママであるワタシが勤めた。どうしてOKしてしまったのだろう、ワタシってば。来年は頼まれても絶対NOというぞ。

…というくらい結構ストレスのある仕事なのである、これが。チームに子供は全部で12人いて、学校の行事や他のスポーツ・習い事、さらには彼らの兄弟姉妹の学校行事やスポーツ・習い事などを考慮すると、スケジュール調整はほぼ不可能。それに、いるんだよねえ、子供のことになるとちょっと情熱度のあがってしまうお母さんって。(ここで自分もおんなじような態度で人に接していないか、よーく振り返って考えてみるワタシであった。)

You can please some people all the time, and you can please everybody some of the time. But you can't please everybody all the time.

と、まったくもってその通り。

が、スケジュールが決定したら、パーティーの飾りの手配などなど他にもすることは沢山。ぐずぐずしてられないのであった。
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by cocopuff1212 | 2008-04-30 01:49

すいません、水ください

昨日「全くどう出てくるか分からない」と書いたばかりの天気。今日はなんと最高気温が32度だった。加えて湿度が15%ほどしかない。ローションを塗っても5分後にはかさかさのワタシの手は、昔見た母の手とおんなじに見えた。母のしわは苦労が原因だったろうが、ワタシの場合は乾燥した空気しか責めるものがない。

今週はバタバタしていて金曜日までに済ませるはずだった家の仕事が片付かず、今日はせっかくの土曜日だったがEの野球の試合から帰ってから掃除・洗濯・その他もろもろ家の中のおかたづけをするはめになった。熱気がこもった2階は特に熱くて、仕事がぜんぶ片付いた時には汗だくになっていた。

シャワーを浴びてきりりと冷えた白ワインをグラスに注ぎ、gigabeatからCDを選ぶ。一仕事終わったあとの音楽はやっぱりPau Hana(pau=終わる、hana=仕事)ということでハワイアン。今日はKealii Reichelの『Kawaipunahele』を一番にかける。このCDは彼の一番最初のもので、彼のものは他にも持っているけれどやっぱりこれが一番のお気に入り。

このCDの中に『Akaka Falls』という曲が入っていて、この曲はハワイ語で歌われている曲の中でワタシのベスト10に入るくらいものすごーく好きなものである。Kealiiの他にもスラックキーギターのアーティストなどが沢山録音しているが、聴くたびに和む、癒される、リラックスできる。悲しいときに聴いたらなんだか救われるような気がするメロディーラインだと思う。

Akaka Fallsという滝はハワイ島ヒロ側(北東部)にあり、とても美しいところであると聞く。仕事でも休暇でもコナ側、島の西部に行くことが多かったワタシは、Akaka Fallsには一度も行ったことがない。今度ハワイ島に行く機会に恵まれたらぜひ行ってみたいと思う。事前にこの曲をいっぱい聴いて、歌詞をじっくり味わってちゃんと予習してから訪れよう。





Malihini ku`u `ike `ana
Kahi wailele `o `Akaka
Kau mai lâ i luna
Lele hunehune mai lâ i nâ pali
Lele hunehune mai lâ i nâ pali

Kau nui aku kahi mana`o
A e `iki uhi aku i ka nani
I `uka i puîa
I ke `ala me ke onaona
I ke `ala me ke onaona

Onaona wale ho`i i uka
I ka pa`a mau `ia e ka noe
I `uka kû paoa
E moani nei i ku`u poli
E moani nei i ku`u poli

Na ke akua mana loa
E kia`i maluhia mai
I kêia mau pua
O ku`u `âina aloha
O ku`u `âina aloha

I ne`e oe kû au e `ako
I ka pua o ka `awapuhi
I laila nô ka malihini
Na`u ia a e honihoni
Na`u ia a e honihoni

Ha`ina `ia mai ka puana
I kahi wailele `o `Akaka
Kau mai lâ i luna
Lele hunehune mai la i nâ pali
Lele hunehune mai la i nâ pali


As a stranger, I saw
The waterfall of `Akaka
From high above
The water flows gently down the cliff
The water flows gently down the cliff

One great thought arises
Of being overcomed by the beauty
Of the sweet-smelling uplands
Fragrant and lovely
Fragrant and lovely

Alluring also are the uplands
Continually one with the misty rain
Whose overwhelming scent
Is welcomed into my heart
Is welcomed into my heart

It is for the Almighty
To guide and protect
The precious people
Of my beloved land
Of my beloved land

As I continue I stop to pluck
The flower of the wild ginger
There it is a rarity
Mine to be smelled and kissed
Mine to be smelled and kissed

Tell the refrain
The waterfall of `Akaka
From high above
The water flows gently down the cliff
The water flows genlty down the cliff


- by Helen Parker
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by cocopuff1212 | 2008-04-27 10:19

Oh, Spring, Where Art Thou?

2月3月に汗ばむほどの気候がしばらく続いていたのですっかり春かと思ったら、ここんところ毎日結構寒い。まだ着るかと思うから厚手のセーターもクリーニングに出せない。

そういえば越してきた年の5月に街の大通りでパレードがあったのだが、冬用のコート着てフードも被り、手袋はめてポケットにはカイロをいれ、しかも毛布にくるまって道ばたに座ったのだった。要するにこの辺の天気はまったくどう出てくるか分からないということか。

それでも着実に春は近づいてきているようで(実はもう一度到着していてまたちょっとお出かけなさっただけかもしれないが)、庭の花たちがまるで爆発するようにばんばん咲き始めた。来週は前半だけかなり暖かくなる予報。タイミングよく義姉の家族が遊びに来るので晩は庭で食事ができればいいなと思う。


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今年もEとワタシは花粉症で毎日薬のお世話になっている。Eの症状は今年特にひどかったので血液検査をすることになった。そしたら、彼は植物関連はありとあらゆるものにアレルギーがあることが分かった。電話をかけてきたドクターが「いや~、すごいわよ、気にしてたら外歩けないわよ」といったくらい。

一番笑ったのは(母としては笑っちゃいけなかったのだが)このあたり一辺にいくらでもあるナラ(ブナ?)の木が一番アレルゲン要素が高かったことである。やっぱり一生住む運命ではないのかもしれない。
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by cocopuff1212 | 2008-04-26 10:05

幻のバッグ

お洒落な人というのはシーズンごとに着るものだけでなく靴やバッグも新しいものに変えたりするんだろうが、この定義でいうとワタシはお洒落ではない(いや、この定義でなくてもお洒落ではないが)。

靴は小さすぎる足が問題で買いたくても買えないのだが、日常使いのバッグもエコバッグは別にしてもう4年くらい新しいものを手に入れていない。普段使っているのは秋冬用のものがひとつと春夏用のものがひとつ、このふたつだけで、寒くなってきたな~とかそろそろ春だな~と思ったらチェンジするだけ。他にも以前使っていたものが山ほどあるので飽きたらたまに入れ替えをするのだが、このふたつはお気に入りでどうしてもここに戻ってきてしまう。

これらのバッグが何故そんなに気に入っているかというと、ワタシのために日本にいる妹が手作りしてくれたものだからなんである。秋冬用のはもう随分前にクリスマスのプレゼントか何かで送ってくれたもので、ゼブラ柄の起毛生地でできていて派手そうに見えるのに実はどんな服にでも合う。肩からかけるとひじと肩の真ん中あたりにちょうど気持ちよく収まる長さで、ストラップ部分の幅も広いので長時間持っていても疲れないスグレモノである。

春夏用のはこんなのが欲しいとこちらからリクエストして作ってもらったもので、これは送ってもらったんだったか日本に帰った時に縫ってもらったんだったか記憶がないが、色も形も大きさも使い勝手もすべて百点満点のスグレモノNo.2。友人や通りがかりの見知らぬ人からよくほめられる、自慢の品である。

このふたつがあまりにもツボにはまったものであるせいか、新しいバッグが欲しくないわけではないのだが次のお気に入りがどうしても見つからない。

実は去年の秋に一度だけ、よく通っていたインテリアショップでみつけたシルクの斜めがけバッグを買ったことがある。デザインと色と手ごろな値段に魅かれて購入したのだったが、なんと買った一週間後にべろりと破れてしまった。不良品かと思いお店に持って行ったら、かなり渋った後同じバッグをもうひとつ奥から出してきて交換してくれた。そしたらその2週間後くらいにこの二代目もべろりと破れてしまったのだ。そんなに重いものを入れたわけでもないし、乱暴に扱っていたわけでもない。要は品質の問題だったと思う。

そんなこともあって再び例の定番バッグに戻ったワタシだが、バッグに求めるものは次の通り。

1. 大きすぎず小さすぎない。

ゼブラのは30センチX30センチ、厚みが7センチ。小さいコドモがいると荷物が多いが、このくらいの大きさだとある程度の荷物をいれることは可能、しかし大きすぎないのでものを入れすぎてバッグが重くて大変…という状況になることがない。

2. 丈夫しかしあまり上等な素材でない。(ってことはお値段が高くない。)

ワタシのバッグは公園にいって砂場に置かれたり、ムスコの泥だらけの手や食べ物で汚れた手で触られたりする。時にはムスコの枕になったりすることもある。皮革のもの・高級品を使うのはアホラシイだけ。

3. 両手が自由であってほしいのでショルダー掛け。

4. スリにあったことがあるし、きちんと閉じないと中身がぼろっとこぼれるからファスナー開き。

5. やっぱり可愛くなくちゃ。

必須項目はこれだけなんだけど、ピピンとくるバッグに未だ出会ってない。また新しいのをリクエストしようと思っていたのだが、頼みそびれていたら妹はほぼフルタイムで仕事を再開してしまい、多忙・疲労でバッグ製作どころではない様子。

そんなわけで幻のバッグ探しは続くのだった。どこかにいいの落ちてないだろうか。
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by cocopuff1212 | 2008-04-25 14:11

住めば都、住んでみたい都

実を言うと現在住んでいるところに来ることが決まったとき、ワタシの心はちょっと沈んだのだった。派手なことで有名なLA地域、天気がいいのはよいけれど、地域文化と自分の価値観とのギャップや近所づきあいでストレスたまらないかなと心配になったのがその理由。

もちろん引越しはオットの転勤のためで、オットのキャリアを心身ともにサポートするのも妻の大事なお仕事。そうでなくても専業主婦のワタシはコドモを連れてオットについて行くのが当然である。で、来てみたらやっぱり色々な面で結構カルチャーショックだった。

ハワイからヴァージニア州(ワシントンDC近辺)に引っ越したときはこういうカルチャーショックを経験した覚えはないのだが、それはインパクトがなかったからなのか、それともまだ1歳にもならないムスコの育児に忙しすぎて他の事まで頭がまわらなかったからなのか、その辺は定かでない。ただ、3年間住んだ後ヴァージニアを離れることになったとき、ああここはいいところだなまたここに戻って住みたいなとは思った。今住んでる土地は越してきてからもう2年以上経つが、なじんではいるものの、個人的には一生住む場所ではないかもしれないという気が、うーん、なんとなくしちゃうのであるよ。

うちは多分また引っ越すことになる。次はどこに住みたいかという話題はよく我々夫婦の間でも出るのだけれど、行きたいところに都合よく行けるわけじゃないからねえ。オットは海外に住んでみたいらしいが、そんなところに転勤の可能性、あるの?

だけど次に住むところを選んでいいよと言われたら、ぜひオレゴン州ポートランドかワシントン州シアトルをチョイスしてみたい。ポートランドは義母が郊外に住んでいて何度も訪れており、行く度にますます好きになる街である。サンフランシスコがもうちょっとリラックスしたらあんな感じになるかなというポートランドは、歩いて回るのが楽しい街。新婚旅行の際に土曜マーケットのフォトグラファーのブースで旅行中に見た森林そのままのモノクロ写真を買ったのだが、2年後に訪れたら彼は健在だった。うれしかったなあ。

川があるところもワタシがポートランドを好きな理由のひとつ。背の高い船が通れるように工夫してある橋がいっぱいかかっていて、フリーウェイで橋の上や下を縫うように走りながらダウンタウンに入っていくときは、いつも子供のように心がときめく。京都が好きだけれどそうそう日本に帰れないワタシには日本庭園の存在もうれしい。

シアトル自体は実際に行ったことはないのだが、ポートランドからアメリカ西海岸をカナダとの国境まで車で踏破したことはあって、あの辺の空気はなんとなく嗅いでいる。まあその辺一帯全部をひとくくりにしちゃうのは問題あるけど、でも話に聞いて見る限り、多分、いやほとんど絶対、ワタシ好みの街である(と予想する)。

アメリカ西海岸・オレゴン州中部より北のあたりをPacific Northwestという。オットに言わせると雨が多くてじめじめと寒くて住んだらうつ病になるかもしれないよということなのだが、住んでみないとわかんないじゃん。夏と冬にしか行ったことないから次は秋の気候のいいときに一週間ほどゆっくり遊びにいってみたい。

Pacific Northwestの美しさ、あの地域の街のファンキーかつ文化的であるところ、そのあたりはこの方の撮る写真にその雰囲気がものすご~くよく出ていると思う。まあこの方が撮るときっとゴミだめのような場所でもきれいに見えるに違いないのだが。

義母のところには2年前の夏以来遊びに行っていないから、またそろそろ行こうよ。…ってMを誘ってみよう。「なんで僕より僕の母親と仲がいいいんだよ」と言うかもしれない。
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by cocopuff1212 | 2008-04-24 12:42

冬の再来?

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なんだかまた寒い日が続いている。先週は最高でも摂氏18度くらいまでしか気温が上がらず、ブーツとマフラーの再登場だった。

そんな寒いなか、昨日の午後Antelope Valley California Poppy Reserveという所まで出掛けた。以前話に聞いて行きたいなと思っていた矢先、日曜版新聞のトップページに大きな写真入りで記事が載っていたのでじゃあ今日出掛けようということになった次第。

うちからは余り通ることのない道を通って約1時間半。教会の礼拝が済んでから出掛けたので着いたのは1時ごろ。ケシの花は今が満開、しかも朝刊に大々的に写真が載っていたためかなりの人出で駐車場は満杯、一台出ては一台入りのスローペースで車を停めるまでに少し時間がかかった。

気温が低いのは分かっていたが車から出たらかなりの強風で、気を許すと体ごと吹き飛ばされそうな勢い。出発前に余分のパーカ・マフラーを積み込んでいるワタシを見てMは笑っていたが、ここは彼に謝らせるべきであった。ね、ほら、準備しておいて損することはないのよ。

ケシの花は風に吹かれると閉じてしまうので、満開にもかかわらずあたり一面オレンジ一色!という感動は少なかった。あまりにも寒くて遊歩道を歩く足取りは急ぎがち。しかも顔に当たる風を防ごうとずっと反対方向を向いていたのでオレンジのパラダイスをゆっくり味わうことができず、残念だった。ほんっとに寒かったのだ。

ビジターセンターもびっくりするほど小さくて、夫婦そろってこういうところの展示物が好きな我々にはちょっと肩透かしの感ありだった。わざわざ1時間半かけて出掛ける値打ちがあるかというと、うーん、現在のガソリンの値段1ガロン$4.00だと答えはNOかもしれないなぁ。他に近場ですること・みるものがマジックマウンテンくらいしかないので、遊園地に出掛けてそのついでに行くのでない限り、往復3時間の目的はただケシの花のみということになってしまうのだ。もちろん花の好きな人、環境保存問題に興味のある人は別だろうけれど。

といいつつも、ワタシは行って損をしたとは思ってない。見渡す限りどーんと広がる野原にオレンジ色の染みがにじんでいくようにケシの花が咲いている風景は、一度目にすることができてよかったなと思えるものだった。だってもしかしたらいつかはなくなってしまう景色かもしれないんだもの。

ケシの花はカリフォルニアの州花でもある。州立公園となっているこの保護区域はあるひとりの女性の努力によって設立されたもので、こういうところに来たら普段はちっともエコ関係に興味のない人でも「やっぱりひとりひとりが気をつけて環境を守っていかなくちゃね」と思うはずである。しかしやはりというか残念なことにというか、「花を保護するために遊歩道を出ないで下さい」と書かれた掲示板のすぐ横で花の中に座り込み、写真を撮ってもらうためにポーズをする人もいたし、ここへ向かう途中の道でビジターセンターから離れたところでは、路肩に車を停めて咲き乱れるケシの花のなかにずかずか入りこんでいる人たちが山ほどいた。保護区域でこれなんである。

心の痛む情景を目にしてカリフォルニア州花の将来がちょっと気になったワタシ。きのうの晩見た夢は、どこまでもどこまでもオレンジ色だった。
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by cocopuff1212 | 2008-04-22 02:53

子供たちの花園

キンダーガーテンという単語は日本語では幼稚園と訳すが、本来はドイツ語でchildren's garden、つまり「子供たちの庭園」または「子供たちの花園」という童話のようなおとぎ話のような意味がある。

子供を産む前はプリスクールとキンダーガーテンに区別があるのも知らなかったが、ムスコが今通っているのはキンダーガーテン。歩いて7分のところにある公立小学校の一部である。小学校に併設されている幼稚園というより一年生になる前の「学年」として扱われていて(その証拠に建物も別ではない)、ゼロ年生とでもいおうか。キンダーも公立教育の一部、そう、スクールなのである。ちゃんとカリキュラムがあって終業までにできるようにならなければいけない項目が(やまほど)あって、だから下手すると留年する子もいるのである。

ちなみにプリスクールはというと、文字通り学校へ行く年齢になる前に通う教育施設。州によってははっきりと段階区別がされていて、3歳児はプリスクール、4歳児はプリK(Pre-Kindergarten)、5歳でキンダー、6歳で一年生とこういう順序。

最近はキンダーレベルでもカリキュラムがぎゅうぎゅうづめで、短い時間に色々なことをカバーせねばならず、しかしその反面どこの州・学校区も予算大幅減で人手が足りない。というわけで、教室内外の活動諸々、保護者のボランティアに強く頼ることになってしまう。

ワタシは普段週に一回一時間、Eのクラスが図書室へ行く時間に図書の先生のお手伝いをしているのみだが、たまに他の保護者ボランティアのピンチヒッターとして借り出されることもある。今週は水曜・木曜とピンチヒッターで、今日は図工の時間のお手伝いをした。エリックカールのやどかりをつくるプロジェクトだったのだけれど、これがかなり大変なお仕事であった。

まず白い画用紙にプリントしてある貝の絵に絵の具で色を塗り、赤い画用紙に描いてあるやどかりの形をはさみで切り取って、それを貝の入り口部分に挟み込み、お話にあるように貝に飾りをつけて、のちに名前のシールをはるための黄色い星型の紙を貼り付ける。ただこう書くとなにがそんなに大変だったのよと自分でも思うが、これを5人の子供相手に30分で済ませないといけないのが大変だったのである。

本来なら作業は全部子供たちが自分でやるべきである。失敗して書き直す必要があっても自分の名前は自分で書く。はさみを使うのだって練習のひとつ。しかし色を塗り終わった段階ですでに20分経過(!)。まだはさみをうまく使えない子もいる。だから子供たちが色を塗った後、貝の形を切り取るのは私がやった。やどかりの形は足の部分などかな~り込み入ったものなので、先生と別の親のボランティアの方があらかじめ背中や頭など簡単な部分は切ってくれていた。

ただやっぱり、5~6歳児に絵の具を使わせると、なんでこんなに紙からはみだすのよというくらい机が汚れる。水もこぼれる。のりだってチューブをぶちゅっと押してぶちゅっと出す。はさみを使うときだって、なるべく後でひろうごみの量が少なくなるように、なんて考えて切って行くはずがないからあたり一面画用紙の吹雪。しかし図工の時間の後の授業もさしせまっているから後片付けをゆっくりするわけにいかない。となると、少ない担当時間30分は同時進行の片付けにも費やされてしまい、子供たちのやどかり作りをゆっくり手伝ってあげることができない。

子供たちはお互いの貝の色をチェックしたり飾りに貼るシールを比べあったりして楽しそうなのだが、え~と、あと5分しかないのよ。「早くしなさい」というのはあまりにも可哀想だから「Lちゃん、ほら、集中してね」と励ますワタシだったが、急かしていることに変わりはない。

作業中に『やどかりのおひっこし』のお話を読んであげたら楽しいなと思ったが、手を止めて話に聞き入ってる子がいたので途中でやめるはめになった。だって時間がないんだよ。その子はとっても悲しそうな顔をして「え~、最後まで聞きたいのに」と言った。

もちろんここは学校だから、科目を学ぶだけじゃなくて自立心を養ったり団体生活に慣れさせたりすることも大きな目的である。自分の好きなことだけ好きなだけ時間をかけてやらせてあげるわけにはいかない。

だけど本当だったら、沢山絵の具を混ぜたり好きなだけ飾りのシールを貼ったり、楽しいなと思ったら時間をかけてゆっくり作業を味わうことができる、子供たちの花園ってそういう場所であるべきじゃないの。

Eが持って帰ってくるワークシート、スペリングの練習や「対になるものを線でむすびましょう」「まちがっているのはどれ?」みたいな問題が載っているものなのだが、これがときたま未完成で、先生が描いてくれるお星様みっつのかわりにお星様ふたつだけの時がある。これは配当時間が足りないからなのか、それとも彼の集中力が足りないのか、もしくは学習能力に問題があるのか?気になって先生に聞いてみたらEの場合は集中力にも能力にも問題はなくて、ワークシートに分配されている時間が短すぎるのが問題なのだそうだ。う~ん、だったら集中力あるいはお勉強の方が「もう少し努力しましょう」の子はどうすればいいの?ゼロ年生でもう落ちこぼれてしまうのか?

出産前に一年生の先生をやっていた義姉が「今のキンダーの児童は7~8年前なら一年生でやってたことを習っている」と言っていた。一年生になると授業ももっと厳しく、宿題もごそっと出るらしい。

たったの6歳で花園から追い出された子供たち。哀れな話である。
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by cocopuff1212 | 2008-04-17 03:17

洗濯

今日はお休みだというのに朝から何度も洗濯機を回す。乾燥機もあるから日中に済ませる必要はないけれど、朝のうちに始めて日が高いうちにたたんで積んでいくと、わ~沢山きれいになった~すっきりしたわ、とうれしくなる。

いつもは地味なシーツとタオルの中に、今日は近所のガレージセールで買ったRachel Ashwell Shabby Chicの花柄のピローケースが2枚。新品だったら手が出ない値段のものだけど、中にクッションが入ってひとつ$5だったので連れて帰ってしまった。

今年の夏はこれを庭でくつろぐ時に使ってやるんだ。贅沢(←マイブームの単語か?)。
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by cocopuff1212 | 2008-04-13 05:36

無駄 VS 贅沢

必要なものとそうでないものの区別がいかに個人的なものであるか、考えてみると結構興味深い。ケチと堅実の差は紙一重だけれど、この紙一枚をどこに置くかは人によって本当に様々。贅沢の定義は人の数だけ存在する。

なんでこんなことを考えているかと言うと、原因は最近のワタシの(人から見たら多分ぶん殴りたくなるようなあまりにも平和な)ディレンマ…、そう、コーヒーカップ。

安月給ひとり暮らしの独身時代に少しずつ集めていたマグ。いっぺんに買うお金がなかったからひとつふたつと本当にちょっとずつ、セットでは買えなかったけれど統一感は欲しかったので大きさがほぼ同じものを探して、必ずディスカウントショップで市販の値段より4~6割安いものを買っていた。その頃は特にクラシックアートにはまっていて、最初に買ったのは確かボッティチェルリの『ビーナス誕生』と『春』の絵のものだったと思う。次はデガの踊り子のを買って、その次はマチスの絵のを買って…と買いためていって、最終的にはゴーギャン、ゴッホ、モネ、スーラ等々全部で10個集まった。一人暮らしでマグはそんなに沢山必要ないが、キッチン用品も他の食器もあんまりいいものを使っていなかったので、コーヒーくらいお洒落した気分で飲みたかったのである。マグ一個$4位のものだったから小さい贅沢だと思っていた。

結婚したときオットはマグカップをひとつも持っていなかったのでワタシのコレクションの存在は好都合であった。その後三度の引越しを経て、これらのマグはなんとひとつも割れずに現在の我が家まで辿り着いている。

で、何がディレンマかというと、10年間使ってきて、正直言ってなんとなーく飽きてきちゃったのだ。そうなると、何処へ行っても素敵なデザインのマグカップが目に付いて仕方ない。

かと言って、思い切って新しいものを買う勇気もないのである。

だって。海を越えて大陸横断を二回やっても割れなかったカップたち、どれも最低400ccは入る大型マグで、質はよくて丈夫。デザインだって流行のないものである。処分する理由ははっきり言って全くない。それにいっぺんに買ったんじゃなくて少しずつ買い集めたものだから、やっぱりコレクションしたという感があって愛着は残っているのだ。

もちろん処分するとしたらごみに出すんじゃなくて救世軍なんかに寄付するが、それでもまだ充分使えるものがあるのに新しいものにお金を使うのって、贅沢を通り越して無駄じゃあないだろうか。それに実はこのアートカップコレクション以外に、義母・義姉の影響で集まってしまったポーランド製Boleslawiecのコーヒーカップ12個ってのもあるのだ。そう、実は食器棚いっぱいなのだよ。それなのにちょっと飽きたからってどっさり買い換えるってのは、おいワタシ、態度悪いんじゃないの。

…とコーヒーカップくらいで悩むなんてまあ幸せである証拠なのだが、結構心の中で葛藤の日々が続いているんである。

この他にも「欲しいな~。でもやっぱり贅沢だよね。やめとこう」という心理バトルの要因は例えばエコバッグ。袋であれば役割を果たすのだから、家にいっぱいあるどっかでタダで貰って来たトートなんかを使えばいいのであって、お洒落である必要はない。無駄を減らすのが本来の目的のエコバッグ、可愛いからと言ってわざわざ新しいのを買うのは根本的に間違ってるかな~と思っちゃう。

でも、こんなのを見つけると、そりゃあ欲しくなっちゃうでしょオンナノコなら(オンナゴコロに年齢はない)。しかもセールでたったの$2.48だし!あっ、でも送料が$11.21かかるんだ~。なーんだそれなら買う気がしないなあ。

…などと悩むヒマがあったら家の用事をするべきなのだが。

だけど、食料の買出しだけじゃなくモールでお買い物の時にだって使えるエコバッグ、どうせ使うんなら可愛いものを買ってもいいじゃない。という人もいて、それはその人の価値観であって間違ってないのである。実際周りの友人にそういう人は沢山いる。

そしてこんなつまんない買い物をするかしないかで悩むワタシではあるが、そのまた一方で額に入ったアンティークのフランス製石鹸ラベル$XXXは迷わず買っちゃったり、図書館で借りて読みゃあいいのに「この本は絶対自分のが欲しいの!」と新刊で購入しちゃったり、はっきり言って節約はできてない。

だからぁ~、贅沢の定義は人の数だけ存在する。

で、今のところ、コーヒーカップを買い換えるのは贅沢であるという結論に落ち着こうとしている。あと2年したらうちは結婚10周年。スイートテンダイヤモンドの代わりに、記念に新しいマグの10個セット買ってもらうっての、どうだろか。贅沢かしら?
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by cocopuff1212 | 2008-04-12 08:50

さくら

大好きで毎日覗いている写真ブログ色々、日本に住んでいる方のものはどこも桜の花の写真が美しい。

日本人だから、やっぱり好き、さくら。さくらの花への愛しみを日本人でない人に説明するのは不可能である。桜という漢字さえあの花そのもののはかない美しさがあるような気がするし、さくらとひらがなで書いたときのやさしも好きだ。

桜の写真メドレーにワタシも参加したいところだが、そんなセンスも技術もないので万葉集から言葉を借りる。



   去年の春逢へりし君に恋ひにてし桜の花は迎へけらしも    若宮年魚麿



           こぞのはる
           あへりしきみにこひにてし
           さくらのはなはむかへけらしも

                わかみやのあゆまろ
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by cocopuff1212 | 2008-04-11 14:28