クリスマス・キャロル
雪がちらつく日曜日の午後、旧市街の古い教会でキャロルを歌う会が催されたので参加した。
礼拝堂の飾りつけのお手伝いをしに、早めに参上する。お手伝いの人が増えてきたところで、ワタシは撮影係に変身。
十七世紀に建てられたこの教会、暖房が故障中で寒かった。最低気温が氷点下の今日この頃で、故障して三週間経つのにまだ修理できてないところがフランスである。
そんなことはどうでもいい。クリスマス・キャロルの話なのであった。
歌声がとても綺麗に響く、音響効果抜群の建物。
主催はインターナショナルな会で「英語でクリスマス・キャロルを」という主旨だったが、『聖しこの夜』の一番と二番だけドイツ語で歌った。いつもはこの歌を歌うと涙が出るのだけれど、写真撮るのに忙しかったので泣かずに済んだワタシ。へへへっ。
Stille Nacht! Heilige Nacht!
Alles schläft, einsam wacht
Nur das traute hochheilige Paar.
Holder Knab' im lockigten Haar,
Schlafe in himmlischer Ruh!
Schlafe in himmlischer Ruh!
(独語は全くわかりましぇん。プログラムからそのまま写しました。綴りあってますでしょうか)
この他、この日歌ったキャロルは以下の通り(リンク全て音出ます)。
■Once in Royal David's City
■Angels We Have Heard on High
■Away in a Manger
■O Holy Night
■Hark! The Herald Angels Sing
■Twelve Days of Christmasl
■Joy to the World & We Wish You a Merry Christmas
■O Come O Come Emmanuel
■O Little Town of Bethlehem
あっという間に一時間半ほどが経ち、会はお開き。これじゃ歌い足りないよ~。
ジュースとクッキーでおしゃべりしてから帰途に着く。途中でヴァン・ショー(Mとワタシで半分こ)とアプリコットジャムの入ったクレープ(Eが独り占め)を買って、「さぶいね~」と言いながら家路を急いだ。
あの、あれですね、寒い時期に飲むスパイス入りの温かいお酒というのは、実に理にかなっております。これ一杯(いや、半杯か)で体の中から温まり、この晩、家まで徒歩でOKでございました。家に着いてからも「もう少し飲みたいな~。材料そろってるし作っちゃおうかな」と思ったのだが、丸々一本開ける気にならず。これからはヴァン・ショー用にハーフボトルを買い置きしておこう。
寒さで街の灯りまで震えて見える…かな?
by cocopuff1212
| 2009-12-17 01:02