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PH4.4-7

夢はおおきく

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きのう夢がひとつ壊れたので、今日は違う夢の話をしようと思う。



うちの王子様、キャンピングカーが欲しいとおっしゃる。近所にこういうのを持っているお宅が何軒もあって、通学路に停まってたりするのだ。

家族でキャンプに行ったこともないし、これが移動寝泊り用の車両なのだと理解してるのかどうかは分からない。でっかいのでかっこいいと思っているだけの可能性、大である。

「う~ん、こういうのはねぇ、すごーく高いんだよ。お金が沢山ないと買えないのよ」と言うと、「いくらぐらい?100ドルくらい??」と、「わん・はんどれっど」を太文字で発音する。彼にとっては100ドルってすごい大金なわけで、いくらなんでもそんなにするかなあという疑問がこめられていて太文字発音なわけである。


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うーんとね、100ドルじゃあちょっと買えないな。脇がにょ~んと伸びて車内が広くなったりする(下の写真に写ってる)タイプのはね、えっとね、250,000ドル=23,450,035円(2009-1-6現在レート)くらいするんでございますよ。モノにもよるんだけどね。

中を見たこともあるが、こういう観光バスサイズのキャンピングカーには、キッチン・ダイニング用スペース・トイレ・シャワーに加えて居間とドアで仕切られた寝室がついてるんである。子供のいるお宅だと、寝室は夫婦で使って、居間にあるソファがふたつともシングルサイズのベッドになるのでそこに子供が寝て…とまあそういう就寝スペース配分をするようである。


こういう(アメリカでは一般的にRV Recreational Vehicleと呼ばれている)車を初めて「生」でみたのは、新婚旅行でオレゴン海岸のオリンピック国立公園をカナダ国境に向けて走っていたときだった。ハワイではみたことのなかったRV。半日でぐるっと回れちゃう島に住んでたからね、こういう車両の需要はないわけで、お目にかかることもないわけよ。それが、八月の終わり、天気のよいオレゴンの夏休み最後あたり、自然があまりにも美しい国立公園の中ではすれ違う車の三割くらいが(って、数えたわけじゃないが)こういうRV。本土とハワイとのレクリエーション感覚の違いにカルチャーショックを受けたのであった。


こういう車があって、さらに時間が許されるのならば、アメリカ大陸横断も家族一緒で怖いものなしである。


しかし簡単にできるお買い物ではないわね。おもちゃ買うの一切我慢して、お手伝いとアルバイトに励んで、おかーさんもパート勤務して、それでもちょっと手が出ないなあ。

来年、サンタさんに頼もうかね。


写真上はrvmotorhomesforsale.comから、
  下はdestination360.com/north-america/us/alaska/alaska-rv-rental.phpから、
それぞれ拝借。

by cocopuff1212 | 2009-01-07 06:47