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PH4.4-7

お花

先週のはじめにMが買ってきてくれた花束。そろそろ元気がなくなってきた花もあったので、痛んだものを処分して、まだ元気の残っている花たちを大きな花瓶のひとつブーケから小さな花瓶ふたつみっつに移すことにした。これを私はお花リサイクルと呼んでいる。

はじめにもらった花束を活けるのより、このリサイクル作業の方が私は好き。スーパーでよく売られている何種類かまとめてある花束には、どうアレンジしていいのか分からない花や自分ではあんまり好きでない色・形の花があるからだと思う。

はじめから小さめの花瓶いくつかに分けて活けても、好きなものからアレンジするから必ず自分的に「どうでもいい花」が残りそうになる。もらったばかりの花束にある花をいきなり捨てるのも申し訳ないから、おっとこれをどうしようしかたないからあそこに適当に突っ込んでおこう的アレンジに結局なってしまう。

ところがお花リサイクルするときには、もう花たちの役割は一旦終わってると思ってアレンジしているから、好きでない花をちゃっちゃと処分しながら好きなものばかりを集めて、小さい可愛らしいアレンジができる。だいたいもともと大きな花瓶にどばっと派手にアレンジされている花束より、小さめの方が自分好み。だからリサイクルの時の方が100%納得のいくアレンジができるというわけである。

それにしてもお役目を終えた花を捨てる瞬間は、いくら好きでない花でもいつも心がすこーし痛む。枯れるからこそ花は美しいのだ、花というものはそういうものなんだとは理解できる。だけれど色があせて花びらがテーブルの上に散り始めるのを見ると、ああ~またお花で贅沢をしちゃったな~と必ず悲しくなってしまう。この贅沢はただお花にいくらお金を使ったかということだけじゃなくてこころの贅沢でもあるから、決していけないことではないのだけれど。

でもやっぱりもったいないと思っちゃうあたり、私は潔い日本人の心意気ってのを欠いてるなあと思うのであった。

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先週、地元の図書館で日本語の本をどっさり借りてきた。そのうちいくつかは著名人によるものだが、この手の本はいつも読んだ後時間の無駄だったな~と後悔する。

某有名漫画家によるもの、両親ともに俳優で自分は芸能人ではなかったものの大物歌手と若くして結婚し有名になった女性の書いたもの、父親が俳優で本人はスカウトされてモデルになり有名になっていった女性の出した本、どれも日本語に飢えている私には読むこと自体はうれしいし難しいものではないから一日に2冊くらい読めてしまうのだが、読後にポップコーンを食べ過ぎておなかいっぱいになってしまったときのような感覚に襲われる。

他に借りたのがお弁当のレシピ本だったり刺繍のアイデア本だったりしたせいで、今回借りた中に読み応えのある本は一冊もなかった。ここしばらくひとりで図書館にいく機会がなかったから、土曜日にはMに頼んで2時間のおこづかいをもらおう。
by cocopuff1212 | 2008-02-21 04:33