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PH4.4-7

今日の一冊、2008-1-15

Eのために図書館で借りた絵本Why Do You Cry? Not a Sob Story。文はKate Klise、絵はM. Sarah Klise。

同じくこの姉妹コンビによるShall I Knit You a Hat?: A Christmas Yarnを3年ほど前に図書館で借りて読みとても気に入ったのだが、題名・著者名をメモするのを忘れて返してしまったのだった。「So many books, so little time」というくらいだし、Why Do You Cry?に昨日出会ったのは幸運な偶然。さっそく今日こうしてブログにメモる次第である。

本の内容は、もう5歳だから僕は泣かないよ、誕生日に招待するのも赤ちゃんみたいに泣いたりしないお友達だけ…といううさぎのお話。話自体はもちろんふんわかあったかだが、一番うれしいのはそのふんわかあったかのお話にpoetic realismのある挿絵がついていること。

このpoetic realismという呼称は私が勝手につけたのだが、同じくpoetic realismがある挿絵を描くアーティストでとりあえず思いつくのは、

Kiss Good Night (Amy Hest 著)の挿絵を描いているAnita Jeram、
Only My Dad and Me (Alyssa Satin Capucilli著)の挿絵を描いているTiphanie Beeke、
Toot & PuddleシリーズのHolly Hobbie、この三人。

これらのアーティストの画風の何が特徴かというと、陰影のある比較的(Holly Hobbieの場合はかなり)リアリスティックな描写でディテールへの気遣いがものすごく細かい。可愛いタッチなのだがラブリーすぎず、100%子供向けというより結構大人の女性好みだと思う。

たとえばKiss Good NightのSamの部屋やTootとPuddleの家にある家具や小物を、私は飾りつけのアイデアに取り入れたくて、じいぃ~っと観察してしまう。Why Do You Cry?のうさぎ宅もキッチンがものすごくおしゃれで真似したくなる。細部がとってもおいしいイラストなのだ。

もちろん絵が可愛いだけでは絵本テストはパスしない。本は中身があってのことだけれど、文と絵が半々以上の貢献をしていて、50+50=100以上の120くらいの魅力を放っている本に出会うと、宝くじが当たったようなとっても得した気分になる。

絵本は眺めるだけでも楽しめるから本当は自分用に購入したいところだが、もうどの本棚にもスペースがない。かといって今持っている本を処分する勇気もないんだなー。きのうちょっとは整理しなくちゃと思って本棚をゆっくり探したが、手放してもいいと思えたのはたったの2冊だった。で、この2冊をもってBook Bagへ行くと、2冊置いて4冊買ってきちゃったりするんだな。悪い癖である。
by cocopuff1212 | 2008-01-16 09:46