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PH4.4-7

今日の一冊、2008-1-10

今読んでいるのはまたもやJay IngramによるThe Barmaid's Brain。歴史上の出来事や毎日の生活で見かける現象を、脳外科・脳内科・脳神経科の観点から分析・説明しようと試みた本である。

内容が面白いので軽く一気に読んでしまうのだが、ゆっくり読むとこの人はかなり文章が上手で、ところどころにふふっとふくみ笑いしたくなるようなユーモアもこっそり混ぜてあるのだった。現在ちょうど半分ほど読み終えたところ。「科学と歴史」というセクションには、ジャンヌダルクやマサチューセッツ州セーラムでの魔女裁判事件など歴史上謎に包まれた人物・事件を今わかっている脳医学で説明できないか試みた章がまとめてあり、これが実に面白い。とくにジャンヌダルクの章を読むと、彼が科学で全て片付けてしまおうとするタイプの科学者ではないことがわかり興味深い。

そして「The Vinland Map」という章では「う~む」と言わせる一文に出会ってしまった。

"When it comes to science, it's not so much the technology that counts -- it's who is using it."

あまりに「う~む」な一言なので自分の本だったらハイライトを入れるところだが、図書館の本なので紙切れを取り出して書き出した。う~む。

この人の本、もっとはまりそうである。
by cocopuff1212 | 2008-01-11 03:33