Warhammer
最近のムスコのマイブームは、Warhammerという戦略シミュレーションゲーム。
と言っても、まだゲームで遊ぶところまでたどり着いていない。先だって初心者用セットを購入したばかりで、現在フィギュアをペイントする作業の真っ最中。
細かい部品をペンチで切り取って、
下地のペイントを塗って乾かしてから、好きな色で飾る。フィギュアひとつひとつは四つか五つほどのパーツからできていて、ペイントが乾いたらボンドでくっつける。小さいパーツは左手のピンセットではさんで右手の筆で色を塗る、ボンドで接合する際もピンセットが必要など、細かい作業が多い。
最初のフィギュアはおとーさんに手伝ってもらったが、コツが分かったので今はペンチを使うのも細ーい筆で色を塗るのも全部ひとりでやる。自分でできるというのはやっぱりうれしいみたいだ。
で、このゲームなんだけど。市街地にあるゲームショップをのぞいたらででーんとディスプレイされていて、沢山の男の子(三十歳以上男児も含む)がそりゃもう真剣にプレイしていた。英語のできるお店の人に簡単にルールやセットの発展の仕方などを説明してもらったら、欲しくて欲しくてたまらなくなっちゃったオタク傾向のあるうちのムスコ。
家に帰って貯金箱の中身を数えたら20€ちょっと。毎週もらうおこづかいを他のものに全く使わなかったら、一番ベーシックなスタート用のセットが買えるだけ貯まるまでンヶ月...という話になって、自分自身もオタクなおとーさんが、「じゃあスタート用のキットだけ買ってやる」と言ったのだ。ルールブックが読めないと困るので、インターネットでアメリカから購入することにした。フランスで買うよりかえって安くついたのはちょっとしたおまけである。
しかしこの手のシミュレーションゲーム、こういう画像を見たら分かる通り、はまっちゃったら$90や$100どころじゃあすまないのだ。まあここから先は自分のおこづかいでまかなえる範囲ということになっているので、そんなに急にパーツが増えるわけではない。しかし、出しておかないとプレイできないところが、これからの対策に悩む部分である。レゴで時間をかけて作ったものはすぐに壊すとかわいそうなのでしばらく出したままだし、モノポリーも終わんないから床に広げたまんまだし。まだこのゲームで遊んではいない今だって、ペイント時に汚れないよう食卓の一部をクラフト紙とクロスで覆ってあって、塗料と筆がセットされたまんまだし…。
こうやってどんどんどんどん、触ったら広がっていく皮膚病のように、家中のスペースが「食われていく」のである…。
ずどーん。
by cocopuff1212
| 2010-06-10 23:05