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夢の舟よすすめ

ワタシが高校を卒業する頃、『蛍の光』『仰げば尊し』以外に卒業式で歌われる歌と言ったら海援隊の『贈る言葉』(音)だった。昨今はこれらしい(音)

アンジェラ・アキの存在を知ったときはふーんこんな人がいるんだぁ…と思ったが、ちょっと調べたらワタシが高校時代はまっていたアーティストひとりふたりとしっかりつながりがあるのだった。どうりでなんだかやたら惹かれたわけである。



おとなになったらつらいことが減るわけでは決してないし、それどころか苦労や心配事は増えるだけである。けれども高校生の頃の若くて敏感な心が感知する「せつなさ」というのは、震度も有感半径もとてつもなく大きい。そしてそういう感情を処理しなれてないプロセッサーは、許容量オーバーですぐにパンクしちゃうのである。

もう全く可愛くない今のワタシにもそういう時期があったわけで、あの頃の自分がいて今の自分が存在するわけだが、あの頃に戻りたいとは絶対思わない。あんなせつない思いはもうしたくない。


…とアンジェラ・アキの歌を聴いて涙する女の子たちを見ていて思う。



それでも。


夢の舟、しっかり漕いでます。毎日、漕ぐ。

明日の岸辺というのは、辿り着くものではないからね。
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by cocopuff1212 | 2009-03-29 15:15

まったりクリスマス休暇は続く

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旅行がドタキャンになって空気が抜けた状態で二・三日過ごしたら、家の中がとんでもないことになってしまった。そろそろスーツケースの中の荷物、元にもどしたほうがいいよな(←まだ荷物ほどきしてない。荷物ほどきは荷物つめ以上に苦手)。



火曜日の夜に録画しておいたヨーヨー・マの新しいCDの録音過程・舞台裏風景を、きのうEとふたりで観た。才能がどわっと集まるとこういうことになるのか…と感動ものであった。うーん、と思ったことみっつ。

デイブ・ブルーベックがそれはそれははかなげで今にも壊れそうに見えたこと。八十八歳である、それも仕方ない。彼がスタジオに到着したときの、ヨーヨー・マが彼の手をとって肩を支えるようにしてエスコートしている姿に涙が出そうになった。細くて長い彼の指は、それでもとても美しく、その指が鍵盤の上をすべるようにして奏でる音楽も、やはり美しいものだった。

ヨーヨー・マがダイアナ・クロールのことを話していて、「ダイアナに会う前はそりゃあ緊張した」と言ったこと。「なんたってあのダイアナ・クロールだからねぇ。」おお、ヨーヨー・マみたいな超大物でも緊張するんだぁ。新鮮~。

世界的に有名な天才アーティストであるにも関わらず、ヨーヨーが全く気取ってないばかりでなく、逆に周りの人たちに気を配りまくっていたこと。例えばピアノの前の椅子にデイブ・ブルーベックのためにクッションを持ってきたり、つまんないジョークを言ってその場の雰囲気を和ませようとしたり。「品のある人」「格のある人」ってこういう人のことを言うんだろうなあと思った。

以前一度テレビで観たヨーヨーと坂東玉三郎とのコラボレーション・プロジェクトからも感じたけれど、ヨーヨーみたいな天才の周りには、やっぱり自然と天才が集まるのだろうなと思う。そして天才たちが刺激しあうと、お互いひとりひとりが持っている以上の才能が引き出されて、100+100=500みたいなとんでもない結果が生まれるのである。

そしてそういう結果がCDやDVDとなって存在することで得をするのは、才能なんか全くないワタシであったりする。わお。
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by cocopuff1212 | 2008-12-27 03:53

Christmas Music

クリスマス音楽のコレクションは現在CD五十枚ほど。

毎年一・二枚しか買ってないはずだけれど、結構たまったなあと思う。これはツボ!というCDもあれば、うーん失敗だった…というのもある。全部gigabeatに入っているので、シーズン中はランダムにして、家にいるときはずっとかけっぱなし。

おととしはジェームス・テイラーのを買って、車の中ではこればっかりだった。去年はサラ・マクラクランのを買ってこれもずいぶんお気に入りだった。

今年はプレゼントで頂いたクリスマスものもあるので新しいのを買うつもりはなかったのだけれど、車の中でサラ・マクラクランのをかけていたらずずーんと気分が沈んできた。確かにクリスマスにしては暗い歌が多いのだけれど、去年は全然平気で聴いていたのだよね。今年は秋・冬色々あったので、同じ音楽でも効果が違うというわけか。

ちょうどというかなんというか、Barnes & Nobleへ探しものをしにいくところだったので、CDセクションにふらふらと足を運んだ。ぱっと目に入ったのでちょっと試聴してすぐ買うのを決めた、ヨーヨー・マの"Songs of Joy and Peace"。色々なミュージシャン(音!)とのコラボレーションなのだけれど、選ばれたアーティストたち(音!)ちょっと「お」と思う(音!)ような顔ぶれ(音!)。英語でいうとeclecticという言葉が頭に浮かぶが、辞書で調べたら

 1 取捨選択する.
 2 折衷(せつちゆう)主義の、折衷的な 《あれこれ取捨していい所を取ることにいう》.

という定義が書かれていた。幅広いジャンルから《あれこれ取捨していい所を取る》みたいにして集まったミュージシャンたちと作り上げた音楽のアレンジは、これもまたeclecticのひとこと。アマゾンのリスナー評を読んだら何人かぼろくそに書いてる人もいたのだが、こういう人たちは多分ヨーヨー・マの名前に惹かれてCDを買って、そしたら慣れないワールド音楽やニューエイジ的アレンジにびびったんじゃないかと思う。ちなみに三十五人全員の平均評は星よっつと悪くない。

ワタシはeclectic万歳人間なので、個人的評価は星いつつ。全トラックおんなじような曲じゃあつまんない。音楽にもバラエティーは大切よね。
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by cocopuff1212 | 2008-12-20 00:53

Peace on Earth - pa rum pum pum pum

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ワタシが選ぶクリスマスキャロルベスト3のうち、ふたつはあんまり有名ではない。有名な一曲も日本ではあまり知られていないかもしれない。

その一曲は『Little Drummer Boy』で、しかし誰のどのバージョンでもいいのではなくて、ビング・クロスビーとデヴィッド・ボウイ版(音注意!)でないとだめなのである。

もともとこのキャロルは好きだったのだけれど、この二人が歌うのを二十五年ほど前にテレビで初めて観て涙がこぼれそうになったのを覚えている。それからは、運がよければクリスマス時期にテレビのスペシャル番組で観られるくらいだったのだが、いやあYouTubeってほんとに素晴らしい。

このクリップに寄せられたコメントによると、このビデオが録画されたのは1977年9月11日のことで、ビング・クロスビーはそのひと月ほど後、10月14日に亡くなったそうである。クリスマス特別番組で放映されたのはその年の11月30日のこと。

何回続けて観ても聴いても、心にじーんとくる歌だと思う。

あとの二曲は
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by cocopuff1212 | 2008-12-02 06:36

Casta Diva

信号待ちをしていたら、隣の車線に停まった車のお兄ちゃんがこっちをしげしげと見ているのに気がついた。

ワタシの横顔の美しさに息をのまれて…ではない。多分。

窓全開・大ボリュームで聴いていたのがRenee Flemingだったから…に違いない。きっと。

ワタシのチョイスがお気に召さなかったのね。『ある晴れた日に』じゃなかっただけ、まだましだと思ってね。
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by cocopuff1212 | 2008-09-17 04:19

Hawaiian Breeze

うちからそんなに遠くない街に、たまに結構メジャーなアーティストもやってくるクラブがある。

以前Jake Shimabukuroの名前が看板にかかっていたのをフリーウェイで通りがかりに見て、「行きたい!ベビーシッター雇ってでも行きたい!」と思ったのだが、帰り道に(フリーウェイでスピードちょっと落としてまで)日付を確認したら、その前の週末にライブはとっくに終わっていたのだった。悔し涙。

子供ができてからコンサートホールやライブハウスには一切足を運んでない。夜出掛けるとなると、ベビーシッターの予約いれて、自分は外食するにもかかわらずベビーシッターとEの分の夕飯を用意して、早めにEをお風呂に入れて云々と、結構面倒なんである。しかも、楽しんで帰宅したらシンクに汚れたお皿が待っていていつもがっくりするし、ベビーシッター頼むのもタダじゃないし。

しかし今日フリーウェイから見えたCanyon Clubの看板で目についたのは、Cecilio & Kaponoであった。おおお。懐かしいのひと言。

まだコンパクトディスクが出回る前に(えッ?!)、レコード(えッ??!!)を持ってたのだ、何枚か。セルフタイトル・アルバムCecilio & Kaponoにはいっている『Sunflower』という曲がとても好きだった。

来るんだ~、この辺に。うーん。ちょっと興味あるなあ。

行くかな、ベビーシッター頼んで。外食するにもかかわらずご飯の用意して、Eを早めにお風呂に入れて。お皿洗いは次の朝でいいよ。ね、ね。
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by cocopuff1212 | 2008-09-10 06:20

虹の彼方に

Somewhere over the rainbow
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream
Really do come true

           lyrics by E.Y. Harburg


Keith Jarret。ただ一言…、「天才」。
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by cocopuff1212 | 2008-08-31 10:18

星影の小経

しつこいようだがまたAnn SallyのCD『moon dance』から、ここ2~3日リピートで何度も聴いているのが『星影の小経』 (矢野亮作詞、利根一郎作曲)。

うーん、和む。

昨日はストレス満載の外出から戻って、一番にかけたのがこの曲であった。すぅ~っ……と深呼吸。


Ann Sallyで他にYou Tubeで見つけたのは、『3時の子守唄』。これもものすごーく和む。日本に帰ったらCDを買うつもり。

今日もこうやって和む音楽を聴きながらぼぉぉ~っと一日お茶でも飲んでいたいけれど、冷蔵庫が空である。買い物に行かなくては…。
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by cocopuff1212 | 2008-06-03 12:27

蘇州夜曲

ここんところまた毎日のように聴いている、Ann Sallyのアルバムmoon dance。この中の『蘇州夜曲』が好きで好きで、家に独りでいるときは一曲リピートでずうううっとかけたりする。

Ann Sallyの歌声にうっとりして聴くときもあるし、服部良一(と呼び捨てにするのは恐れ多い。服部良一先生と呼びたい)って本当になんていい歌を作ったんだろうと思いながら聴くときもある。西條八十の歌詞も素晴らしいのひとことで、家事の手を休めて歌詞をじっと耳で追うこともある。

Youtubeで平原綾香のバージョンを見つけたが、編曲も彼女の声と歌との相性も悪くない。




     君がみ胸に 抱かれて聞くは
     夢の船唄 鳥の唄
     水の蘇州の 花散る春を
     惜しむか柳が すすり泣く

     花をうかべて 流れる水の
     明日のゆくえは 知らねども
     こよい映した ふたりの姿
     消えてくれるな いつまでも

     髪に飾ろか くちづけしよか
     君が手折りし 桃の花
     涙ぐむよな おぼろの月に
     鐘が鳴ります 寒山寺

       

この曲が服部作品の中で一番好きなくらい好きというワタシの好みは、大変品のよいものであるらしい。何故かというと、服部氏自身が自分の葬式でこの曲をかけてほしいと希望したからなのである。大先生と好みが一緒なんて、うーんなんだかやっぱりうれしいじゃないか。

服部良一作曲の歌ではもうひとつ『青い山脈』が大好きで、昔むかしOLをやっていた頃、無理やりカラオケに連れて行かれた時などに、上司にウケたこともあってよく選んだ。これも実は西條八十の作詞である。



  若くあかるい 歌声に
  雪崩は消える 花も咲く
  青い山脈 雪割桜
  空のはて
  今日もわれらの 夢を呼ぶ
 
  古い上衣よ さようなら
  さみしい夢よ さようなら
  青い山脈 バラ色雲へ
  あこがれの 
  旅の乙女に 鳥も啼く

  雨にぬれてる 焼けあとの
  名も無い花も ふり仰ぐ
  青い山脈 かがやく嶺の
  なつかしさ
  見れば涙が またにじむ

  父も夢見た 母も見た
  旅路のはての その涯の
  青い山脈 みどりの谷へ
  旅をゆく
  若いわれらに 鐘が鳴る





今でも「懐メロ」なんて表現、使うんだろうか。懐メロという言葉を初めて知ったそれこそ小学生くらいの頃から、ワタシはいわゆる懐メロのメロディーラインや歌詞が好きだった。そういえば家具や小物も古いものが好き、服だってちょっと古くさくてぎりぎりダサいデザインのものが好きである。

もしかしたら生まれてくる年代を間違ったのかもしれない。
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by cocopuff1212 | 2008-05-19 13:18

たちばなかおる

今日は子供の日。すっかり忘れていて全く何も用意していない…。

といっても食するものの方は別になにか用意できるわけでもないのだが、いかん、いかんぞ。一応日本男児なのであるからEもなんか形だけでいい、お祝いはしなくちゃ。端午の節句の意味も忘れず毎年教えなきゃ。

というわけでいつもは一階のMのオフィススペースに飾ってあるデスクサイズの鎧兜の置物を、あわててダイニングテーブルの上に移す。そして男の子三人の母、E美さんに連絡を取る。来週一緒に遅ればせお祝いせえへん?

あとはインターネットで探して塗り絵や工作、こんなのとかこんなのとかこんなのをEと一緒に楽しむ。今年はダディにも参加してもらおう。

実はEが産まれた年、実家の母が「こいのぼりを買ってあげたい」と言ってくれた。が、送ってもらった『ひよこクラブ』の広告ページを見て鯉のぼり一般の値段のあまりの高さに超びびってしまい、結局(もちろん丁寧に)断ったのだった。祖父母に買ってもらうということに意味があると思ったから本当はもちろん欲しかったし、母もEに買ってやりたかったのだろうからきっと残念がったとは思うが、見た限りでは10万円20万円単位だったから、うーん、ちょっとあまりにも贅沢すぎると思ったのだ。

でも、最近こちらクラフト工房ラ・まのというところで作られている草木染・藍染の鯉のぼりの存在を知った。これだったらサイズも手ごろだし、値段もおねだりするのに気兼ねしないレベルだし、大体こちらの工房の趣旨が素晴らしいと思うし、草木染は好きだし、いうことなしなのでなんとか手に入れることはできないか調べてみようと思う。

ついでに鯉のぼりの由来もちゃんと調べて夕食時の会話の準備(!)。EだけじゃなくてMにもきちんと説明できるように。一年に一度だけのことだから、毎年三人でおさらいしなくちゃね。




  甍の波と 雲の波
  重なる波の 中空を
  橘かおる 朝風に
  高く泳ぐや 鯉のぼり

  開ける広き 其の口に
  舟をも呑まん 様(さま)見えて
  ゆたかに振う 尾鰭(おひれ)には
  物に動ぜぬ 姿あり

  百瀬(ももせ)の滝を 登りなば
  忽(たちま)ち龍に なりぬべき
  わが身に似よや 男子(おのこご)と
  空に躍るや 鯉のぼり


       文部省唱歌
       作詞不詳、作曲・弘田龍太郎
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by cocopuff1212 | 2008-05-06 08:59